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Explanation of Technological Words
技術用語解説
ロボット・FA機器
- ベクトル制御
- モータ速度をエンコーダで検出し、モータの滑りを演算で求めることによって、負荷の大きさがわかります。ここで求めた負荷の大きさから、インバータの出力電流をベクトル演算によって励磁電流(磁束を発生させるのに必要な電流)を流すように周波数と電圧を最適に制御する方式をいいます。
- 母線電圧
- AC入力を整流したあとのコンデンサ電圧。電源の事情が悪い時などセットアップソフトでこの電圧を測定し認識することができます。
- マシンアナライザ
- サーボモータをつなぐだけで、サーボモータを自動的に加振させ機械系の周波数特性の解析を行います。この解析はパソコンの能力によって変わりますが、約30秒で解析が完了できます。
- ヨーイング
- スライダ移動軸上における左右方向の角度の動き。ピッチング共にレーザ角度測定システムで測定しその読みの最大差で表します。
- 力率改善リアクトル
- 主に高周波の抑制(電源波形のリップルを無くす)ことにより電源を効率よく使用する事ができます。
- ローリング
- スライダ移動軸上における軸回りの角度の動き。
- マイクロプロセッサ
- CPUの小形版。MPUともいう。計算機システムの神経中枢にあたり、OSに基づき他のすべての装置の動作を統合制御し、データのすべての算術または論理演算を実行するもの。
- マルチタスク
- 計算機において、同時に複数の仕事をさせること。
- ラダー図
- リレーシンボルでプログラムを表した図面、シーケンスのこと。
- ラッチカウンタ機能
- カウンタ機能選択開始指令の信号が入力された時のカウンタの現在値をバッファメモリに格納する機能。
- レゾルバ
- 角度検出をアナログの2電圧に分解して行う機器。二相シンクロともいわれ、一相電圧入力に対し、軸の回転角度の一回転を直角の2相電圧(アナログ電圧)に変換して出力する。
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制御・検出・計測機器
- CAD(Computer Aided Design)
- コンピュータによる設計
- CAM(Computer Aided Manufacturing)
- コンピュータによる製造
- CAT(Computer Aided Test)
- コンピュータによる検査
- CNC(Computerized Numerical Control)
- コンピュータ制御による数値制御
- CRT(Cathode Ray Tube)
- 陰極線管。早く言えば、ブラウン管のこと。
- EEP-ROM(Electrically Erasable&Programmable ROM)
- 読み出し専用メモリの一種で電源が切れても記憶内容は消えません。プログラミングパネルなどを用いてプログラムの書き込みもできます。
- EP-ROM(Erasable&Programmable ROM)
- 書き込みのできるROMで、電源を切っても記憶内容は消えません。記憶内容を書き換えようと思えば、一度紫外線を照射し記憶内容を全部消してから書き換える必要があります。EP-ROMは稼働運転になってシーケンスを変えないとき、あるいは同一運転の量産機械に向いています。
- EWS(Engineering Work Statuion)
- 高度な演算と図形処理を行う設計支援の高性能な中、小のコンピュータ。
- FA(Factory Automation)
- 受注ー設計ー製造ー検査ー出荷という工場全程をトータル的に自動化、省力化したシステムで、例えば自動車、電気等加工組立産業を中心としたメカニカルオートメーションを意味するのが一般的。
- FMC(Flexible Machining Cell)
- FMSの中で小単位の(例えば機械1台のシステム)基本的な構成単位。
- FMS(Flexible Manufacturing System)
- 多品種中(小)量生産が主体の機械工場の加工・組立・検査の各工程を対象として高い生産効率を実現できるフレキシビリティに富んだ生産システムのこと。
- I/O……入力(Input)と出力(Output)
- ISA
- アイサと読む。IBMPCの拡張バスとして誕生した8ビットのバス。最大転送速度は8Mバイト/秒程度しか期待できない。
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