三蔵 TOP > 技術用語解説 > 制御・検出・計測機器 (す〜よ)、駆動・回転制御機器 (A〜せ)
Explanation of Technological Words
技術用語解説
制御・検出・計測機器
- スキャニング
- プログラムを0番地より順次直列的に読み出して論理計算を行い、END命令で再び0番地に戻り同じことをくりかえす。この場合1周期にかかる時間をスキャニング(スキャン)タイムと呼ぶ。
- ステップ(Step)
- 1つの状態から次の状態に移ること。プログラムの一命令を実行することを1ステップという。
- 絶対圧
- 絶対真空をゼロとして圧力を表したもの。
- 帯電
- 発生した静電気が物体に蓄積する現象。
- チャージプレートモニタ(CPM)
- イオナイザの除電性能(除電時間、イオンバランス)をモニタするための計器。モニタリングの方法は、電気的に絶縁された金属プレートの電位の変化を測定して行います。
- 直線性(リニアリティ)
- アナログ出力は検出圧力に対して、ほぼ直線的に変化しますが、理想直線から若干のズレがあります。このズレをフルスケールに対する%で表したもの。
- トランスジューサ
- ある物理量を他の物理量に変換する装置のこと。例えば「圧力」を電気信号や変位に変換するものを「圧力トランスジューサ」と呼びます。
- 角度特性
- 透過型およびミラー反射型で、各設定距離において右方または左方から中心線に向かって角度θを徐々に小さくし、出力が入光時の動作となる角度を軌跡として表したもの。(感度ボリウム付は感度最大にて)光軸ズレに対する許容範囲を示します。
- 平行移動特性
- 透過型およびミラー反射型で、各設定距離において右方または左方からセンサを近づけ、出力が入光時の動作となる点を軌跡として表したもの。(感度ボリウム付は感度最大にて)光軸ズレに対する許容範囲や並べて使用するときの間隔を決定するのに役立ちます。
- モニタ(Monitor)
- シーケンサの動作がどうなっているかを監視する装置。
- 読出し(Read)
- メモリに記憶されているプログラム内容を取出すこと。
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駆動・回転制御機器
- IPMモータ
- 回転子に永久磁石を用いた同期モータの一種であり、サーボモータ等のSPM(SurfaceParmanentMagnet)モータと異なり、回転子の内部に永久磁石を埋め込んだ構造をしている。
- JEC規格
- 電気学会の電気規格調査で審議して制定した規格。
- JEM規格
- 各電気メーカーの集まりである日本電機工業会で審議制定したもので、寸法関係の規定が主になっている。
- 屋外形
- モータ内部に水が侵入しない構造になっている屋外で使用するので屋外形という。
- 温度上昇限度
- モータの主要部分の熱的に許される最高温度から周囲温度を引いた値。この温度を超えるとモータの寿命が短くなる。
- 減電圧始動
- 直入始動では、始動電流が大きくトランス容量や配線に問題となる場合、モータに加える電圧を減少させて始動する方法のことを言う。
- コンドルファ始動
- リアクトルの代わりに単巻変圧器を挿入したもので、リアクトル始動に比較して大きな始動トルクが必要で、始動電流を押さえたい時に適している。
- 始動電流
- モータの回転子が停止状態から回転しようとする時に、一時巻線に流入する電流をいい、線電流で表す。
- 始動トルク
- モータの回転子が停止状態から回転しようとする時に発生する駆動トルクをいう。モータが負荷を動かすこ(とのできる力)
- スターデルタ始動
- 5.5Kw以上のモータに適用する。標準モータのリード(線が6本となっている)始動電流が大きいため、始動時だけスター結線として、運転中はデルタ結線に切り換える方法である。
- 全電圧始動
- ごく一般的な始動法で、モータに直接定格電圧を加える方法であり、直接始動法又は直入れ法などとも言われる。主に3.7Kw以下のモータに用いられる。始動電流は定格電流の6〜7倍となるので、電源容量に余裕があり、配電線に与える影響が少ない場合に使用されるものである。電源容量が小さいところや、配線が長かったり細い所には適さない。
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